宗教教育部 童話研究会紹介

 平成27年1月13日(火)午後7時、童話研究会の例会を取材するた
め、龍谷大学深草学舎を訪ねました。吐く息が白く見えそうな寒い冬
の夜、まだ、キャンパスは多くの学生たちで賑わっていました。

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 童話研究会の例会は深草学舎の紫朋館で行われていました。童話
研究会の会員は現在8名、4回生が2名(龍大2名)、3回生が2名
(龍大2名)、2回生が1名(京女1名)、1回生が3名(龍大3名)で構成さ
れています。
 童話研究会はすでに日曜学校大会の練習の時に驚いたのですが、
ペープサート、パネルシアター、語り童話と大きく3種類に取り組まれ
いました。いつから童話研究会でペープサート、パネルシアターに取り
組まれたかは分かりませんが、40年前の私たちの頃は童話研究会と
いえば語り童話だけでした。ただ、語り童話をやらせると本当に童話研
究会の人はうまかった印象が今でも残っています。落語のように上手・
下手にキャラクターとセリフを分け、語りは正面を向いて個性ゆたかに
語ってゆきました。

 これは余談になりますが当時の宗教教育部の部員が子どもたちの
前に立つときは、龍大生は金ボタンの学生服、京女は黒の制服だった
ので、金ボタンの学生服で童話を語るという衣装に、私は少し違和感が
ありました。それでも少しするとその童話の世界に入っていけたので、
童話研究会の人はすごく語る力があったのだと思います。

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 今日の例会の最初の発表は、1回生の会員のパネルシアター「ライ
ンとぼく」でした。パネルにキャラクターが展開されながら、主人公の
ぼくとライオンのあたたかいお話が繰り広げられてゆきます。発表者の
方は先輩を前にかなり緊張した様子、その緊張感が微笑ましい空気と
なって部屋全体を包みました。
 発表が終わりほっとした表情とともに、ミスの箇所が頭に浮かんだの
か、悔しそうな表情も見え隠れして、パネルシアター「ライオンとぼく」の
発表は無事終わりました。


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 続いても1回生の会員のペープサート「よろしくともたち」の発表でし
た。たぬきやオオカミなどいろいろなキャラクターが登場して、友だちに
なっていく物語でした。覚えた物語を一生懸命に発表していく表情は
1回生らしいひたむきさを感じました。
 私たちの宗育部時代は、ほとんどペープサートをやっていなかったの
で、お話にそってキャラクターが動くペープサートは新鮮な発見でした。
それに、卓上で展開できるこの大きさのペープサートだと、表現者の
顔の表情もわかるので、子どもたちともより親近感が生まれると思い
ました。

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 童話研究会会長は龍谷大学文学部歴史学科3回生の亀山清美さん
です。亀山清美さんは岡山県の倉敷出身で「子どもが好きなので宗教
教育部に入りました。童話研究会も童話を通して子どもたちと楽しく過
ごせたらと思い続けています。童話研究会でいろいろ童話を学ぶことが
できました」と語ってくれました。


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 二人の発表が終わり反省会が行われました。反省会では細部にいた
るまで、いろいろな意見が飛び交いました。
 「動作をもっと大きく、表情も曖昧なのではっきりと」
 「声が小さいので、もっとはっきりと大きく」
 「セリフが棒読みなので、もっと表情ゆたかにメリハリをつけて」
 「もっとストーリーを完全に覚えるように」
 「間違っても、しまったという顔をしないように」
 「もっと堂々と、少し恥ずかしそう」
などなど。

 私は個性は認識の総合力でつくられると思っています。童話とかレクリ
ェーションは自分自身の表情や動作を見られます。見られるということは
反対に見せることができるということです。どう見せるかが、おもしろさや
表現につながります。その自分を創造するには良いところ、悪いところを
自分自身で認識していく必要があります。その認識が意識となって次の
行動を生みます。童話研究会の反省会を見ていて大切なことだと思いま
した。
 そして、発表をして、反省をして、意見を聞いて、自分を発見し認識をす
る。このコミュニケーションの繰り返しが、個性を育て、人を育てるのだと
思いました。
 童話研究会のみなさんありがとうございました。

                              真宗ネットワーク50
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