2014年9月アーカイブ

  大変遅くなって申し訳ありません。光陰矢のごとしと申しますが
8月23日(土)の第4回真宗ネットワーク50大会から1か月がたち
ました。遅くなりましたが大会ご報告をいたします。
 これは大会の宿命だと思っていますが、大会の2・3日前から
残念ですが急用ができ5名の欠席がありました。
  従って、第1部は9名、2部は11名の大会となりました。

安穏殿外観1100.jpg DSCN8804の1100.jpg
 第4回 真宗ネットワーク50大会の集合は、午後12時30分本願寺の
安穏殿でした。集合に間に合ったのは越智八重子さん、山森佳子さん、
そして、初参加の金杉恵子さん、私を含めて4名でした。
 安穏殿2階の大広間に4人の讃仏偈が響きます。大広間に4人と
ゆったりした荘厳さも感じつつ、申し訳ないような贅沢さも感じました

聞法会館1100.jpg DSCN8833の1100.jpg
DSCN8847の1100.jpg DSCN8879の1100.jpg
DSCN8885の1100.jpg DSCN8898の1100.jpg
 第1部の意見交換会は聞法会館3階の研修室で行いました。
『50年後の子どもたちの未来のために』をテーマに、
1.活動報告、2.それぞれの近況報告、3.問題と課題、4.会員拡大に
ついて、5.2014年度の活動計画、6.真宗ネットワーク50 5周年に
ついて、以上の流れに沿って意見交換を進めていきました。
 
 全体的な流れでは、子どもたちの少子化、時代のお寺ばなれ、
急速な通信機器などの発展による問題をしっかりと受け止め、
1人1人が今の役割と立場で、時代の流れを見据え、お念仏の慶びを
もっと伝えていかなければというところが焦点となりました。

 今回はS43年入学 金杉さん、S60年入学 清水さん、足利秀子さん
の3名が初めて参加していただき、新鮮さに満ちた意見交換会となり
ました。
 
DSCN8821の1100.jpg DSCN8837の1100.jpg
S49年入学 越智八重子さん     S43年入学 金杉恵子さん

越智八重子さん
 越智八重子さんは『万徳寺寺報』『お盆ナイトイン万徳寺』お寺で
演奏会のチラシなどをもって、四国の松山から来ていただきました。
「四国は御存じのように弘法大師中心の地です。その中で、いつも
頭を悩ませながら工夫を重ね、信念をもって浄土真宗のみ教えを伝え
ていきたいと思っています。」

金杉恵子さん
 金杉恵子さんは京都女子大学を卒業後、30数年間京女の小学校の
教諭され、浄土真宗のご縁に遇われました。教諭時代には新ご門主の
3年生・4年生を担任され、法統継承式ではりっぱになられたお姿を見
て感激されたそうです。
「本当に新ご門主の3年生・4年生を担任させて頂いたということは
私の人生の大切な誇りです。それから退職して事故にあって100日間
入院というつらい日々を支えてくれたのは浄土真宗のみ教えでした。
浄土真宗のみ教えがなかったら、事故をご縁にさらに味わい深く人生を
歩もうとは思わなかったと思います。だから、今日のご縁を本当にうれ
しく感じています。」

DSCN8812の1100.jpg DSCN8865の1100.jpg
S48年入学 木村恵子さん      S60年入学 清水清子さん

木村恵子さん
「真宗ネットワーク50の発足を機に、私たちも何かやらなければと、
途絶えていた日曜学校を再開するようなカタチで、ラジオ体操のあと
子どもたちに『お寺を好きになってもらいたい』とはじめたサマースク
ール『おてらにいこう』も今年で4回目となりました。
 期間は夏休み初めの1週間ぐらいなのですが、長男、長女、次女、
住職、私と家族総出の年間行事となりました。毎年、40人ぐらいの
子どもたちがお寺になじんでくれて、お寺を好きになっていってくれる
のが実感できます。できるだけ続けたいと思います。」

清水清子さん
「私は今は和歌山に住んでいますが、角坊別院の近くで生まれ
角坊日曜学校に通っていました。小さい頃から日曜学校が楽しくて
楽しくて本当に日曜学校に行くことが大きな慶びでした。
 それから私を育ててくれた日曜学校にお返ししたくて、宗育部に
入り、角坊に配属になりました。どれだけお返しできたかは分かり
ませんが、また、こうして真宗ネットワーク50に入り、宗育部とつな
がりをもてたことは私の大きな慶びです。


DSCN8824の1100.jpg DSCN8828の1100.jpg
S48年入学 西田昌子さん      S49年入学 宗 雷昭さん

西田昌子さん
「ダッシュの紙芝居をはじめて4年、真宗ネットワーク50に参加して4年、
不思議なありがたい人生の再スタートとなりました。本当に紙芝居と
あの怖かった影絵劇の先輩太田さんと、ほとんど同時に出遇うなんて
今でも不思議を感じます。
 紙芝居は毎年うまくなっていっているかは分からないのですが、
皆が褒めてくれるので、え~い、これしかないと思ってやっています。
紙芝居『ポンタの合掌物語』は楽しみですが、できるかな~という不安も
あります。でも、頑張ります。

宗 雷昭さん
「第1回の真宗ネットワーク50大会に参加した時は、太田さんという方が
どのような方か見に来たのですが、演出家というからゴツゴツとしたイメ
ージか思っていたら、意外と穏やかでやさしそうなので驚きました。
 私のお寺は姫路でもまだ発展している地域なので、まだ、発展途上だと
思っています。おかげさまでお寺と保育園を併設しているので、子どもた
ちを通してお寺の大切さを理解してもらっています。これからもお寺と
保育園を両輪に頑張りたいと思います。

DSCN8807の1100.jpg DSCN8849の1100.jpg
S47年入学 山森佳子さん

山森佳子さん
「昨年から真宗ネットワーク50の広報取材を担当させて頂いています。
おかげさまでたくさんのお寺を訪問させて頂き、たくさんのご門徒の方々
とご縁を頂きました。本当に会員の方々がいろいろな地域で頑張り、
いろいろな課題に取り組んでおられる姿に感動しました。
 それから現役宗育部も思っていた以上に元気で、宗育の伝統を受け
継ぎ頑張っている姿に驚きました。取材する度に現役宗育部の方たち
とも仲良くなるのが本当に楽しみです。
 これからも広報取材担当にさらに磨きをかけて取り組んでいきたいと
思います。」

 親睦会は聞法会館から、新都ホテル宇治の間に会場を移し、
午後6時から行いました。第1部参加の9名に、S59年入学の清水光宣
さん、芳浦 淳さんの2名が参加してくれました。遅れても参加しますと
言っていたS48年入学の宮坂美智子さんが仕事の都合で参加でき
なくなり残念でした。
新都ホテル外観1100.jpg DSCN8929の1100.jpg
DSCN8952の1100.jpg DSCN8938の1100.jpg
 宇治の間は夏にもかかわらず、桜の花があっという間に満開になる
ように、多くの物語の花が咲いていきました。宗育部ってすごいな~と
思ったのは、世代を超えて初めて遇っても、親しみと、安心感と、未来へ
の希望がはぐくめるということです。本当に楽しい新鮮な親睦会となり
ました。

DSCN8940の1100.jpg DSCN8944の1100.jpg
S59年入学 清水光宣さん      S59年入学 芳浦 淳さん

清水光宣さん
「今日は大先輩方に遇えるのと、遅れているのも重なって緊張してまい
りました。でも、お遇いするとすぐに緊張もほぐれ、親しく話すことができ
宗育部はやっぱりすごいな~と思いました。
 今、和歌山で住職と高校の教諭をしています。多くの地域と同様に
過疎化の問題を抱えています。特に子どもたちとお寺のつながり大きな
課題です。これからは真宗ネットワーク50に参加して、ともに
この問題に取り組んでいきたいと思います。」

芳浦  淳さん
「本当にお誘いいただきありがとうございます。宗育部の頃は仲間は
大切だといつも思い感じていたのですが、実際、卒業してみると共に
出遇い、何かを一緒にやる機会はありません。
 今日はこういう会は大切なことだなあと実感しました。これからは
一つでも交友を深め、ネットワーク活動に参加したいと思います。


DSCN8998の1100.jpg DSCN9009の1100.jpg
DSCN9020の1100.jpg DSCN8986の1100.jpg
 真宗ネットワーク50の恒例となった西田昌子の紙芝居も披露していた
だきました。西田昌子さんの紙芝居も年々磨きがかかってきました。
初めは最初から最後まで力が入っていたのですが、年々、力を入れる
ところ、力を抜くところの幅が広がってきたように思います。
 次のステップはどんな作品と出遇い、どこまでその作品を味わい深く
できるかだと思います。『ポンタの合掌物語』私も頑張ります。


DSCN8957の1100.jpg N9066.jpg
 私にとって、世代を超えて、生きる舞台を超えて、未来に希望を感じる
ことのできる第4回真宗ネットワーク50大会となりました。本当にいろいろ
事を学ばせて頂きありがとうございました。お礼が大変遅くなり申し訳
ありません。来年は5周年です。よろしくお願いいたします。

                              真宗ネットワーク50

《写真はクリックすると大きくなります》

来應寺サマースクール紹介

 湖北の美しい琵琶湖を望み、湖岸道路から西へ3・4㎞進むと
田園風景が広がる在所の中に来應寺があります。
 来應寺は滋賀県長浜市湖北町山本、昨年入会いただいた、昭和
59年入学の浅井善勝さんのお寺です。

SCN8511.jpg SCN8515.jpg
SCN8508.jpg SCN7986.jpg
SCN7924.jpg SCN7942.jpg
SCN7981.jpg SCN7977.jpg
 その来應寺で8月18日・19日1泊2日でサマースクールが行われ
ました。18日午後2時、近くの子どもたちがたくさん集まりました。
来應寺サマースクールは、浅井善勝さんの、お寺について、聖典、
念珠の持ち方、焼香の仕方のお話からはじまりました。浅井善勝さん
きたんのない実直な話し方と声が本堂に広がります。そして、子どもたち
らいはいのうたが本堂響きました。

 これは良いなと思ったのは、参加している子どもたち全員に、一人
ひとりお焼香の仕方を指導されている風景でした。お作法を通して
子どもたち一人ひとりと向き合い、ふれあうということは大切なことだと
思います。

SCN8039.jpg SCN8033.jpg 
SCN8065.jpg SCN8087.jpg 
SCN8074.jpg SCN8085.jpg
 おつとめが終わると4つの班に分かれて班旗づくりがはじまりました。
子どもたちは思い思いに班の名前を決め、名前のまわりをイメージの
絵で飾っていきます。子どもたちの明るい笑顔と歓声が、来應寺の本堂
に時間とともに満ちていきます。
 
  「サマースクールを楽しみに待っていた」
  「友たちがいるから楽しい」
  「早くカレーがつくりたい」
  「人形の先生ってプロ・・・。」
  「明日のありがとう人形づくりが楽しみ」
と、子どもたちは本当に楽しそうでした。

SCN8024.jpg SCN8205.jpg
SCN8182.jpg SCN8177.jpg 
SCN8195.jpg SCN8202.jpg 
SCN8314.jpg SCN8302.jpg
 夕食のカレーは子どもたちが全員でつくります。「えっ~、こんな小さ
子どもたちがつくれるの~」と半信半疑の思いと、興味津々の思いが
交錯しました。まず驚いたのは人参、玉ねぎ、ジャガイモが、買ってきた
袋ごと子どもたちの前に出てきたことです。子どもたちが作業するから
あらかじめ洗ってあるか、皮がむいてあると思ったからです。
 それでも子どもたちは人参、玉ねぎ、ジャガイモを袋からだし「それ
やりたい」「私、これやる」と楽しく作業をしていました。材料づくりの
指導には坊守さんが大活躍しました。

SCN8219.jpg SCN8294.jpg 
SCN8287.jpg SCN8340.jpg
SCN8348.jpg SCN8369.jpg
 飯盒炊爨と大きな鍋でのカレーづくりは男の子たちが担当しました。
男の子たちは進んで次々に作業をしていきます。飯盒を炊きながら
浅井善勝さんと話をしていると「子どもたちにゲームをしてあげるのも
いいんですが、なんせスタッフが少ないので、毎年子どもたち全員で
カレーづくりをしているんです」私は思わず「いやー、全員でカレーづくり、
これが良いんです。この方が子どもたちに印象に残るサマースクール
なると思います」と応えてしまいました。

SCN8242.jpg SCN8254.jpg
SCN8253.jpg SCN8255.jpg
 飯盒炊爨の途中に心配していた夕立が降りました。「雨にも負けず、
風にも負けず」という言葉がありますが、本当に子どもたちは雨にも
負けていません。飯盒を炊く木が濡れているのも忘れて、夕立と元気
に遊んでいました。

SCN8388.jpg SCN8424.jpg
SCN8498.jpg SCN8467.jpg 
SCN8464.jpg  SCN8485.jpg                                            
 カレーが出来上がると境内でみんなで夕食です。自分たちでつくった
カレーのおいしさは格別です。子どもたちにおいしいと聞くと、みんな
当然のように頷いてくれました。私も子どもたちがつくったカレーがどん
な味なのか頂きました。本当においしいカレーでした。

SCN8553.jpg SCN8561.jpg
SCN8657.jpg SCN8584.jpg
SCN8598.jpg SCN8610.jpg
SCN8626.jpg SCN8658.jpg
SCN8670.jpg SCN8728.jpg
SCN8732.jpg SCN8767.jpg
 19日の午前中はありがとう人形づくりです。私が「ありがとうのご縁を
大切にする仏の子どもになってください」というお話をしました。そのあと
昭和47年入学の山森佳子さんの指導で「ありがとう人形」づくりがはじ
りました。小さな子どもたちがたくさんいて、できるかなと心配しました
が、子どもたちが一生懸命頑張ってくれました。

 浅井善勝さん、坊守さんも必死で手伝ってくれました。おかげで表情
豊かな個性的なたくさんの「ありがとう人形」かできました。お寺でつくっ
「ありがとう人形」を子どもたちが家庭に持って帰り、家庭で話題にな
これも大切なご縁だと思います。来應寺サマースクールは、子ども
と住職さん、坊守さんとの出遇いにはじまり、みんなでカレーづくり、
みんなで「ありがとう人形」づくりと、心のこもった手づくりのサマース
クールでした。

 浅井善勝さんは、私の13年後輩ですが、真宗ネットワーク50を発足
して、来應寺にも脈々と宗育部が生きていたことに感激しました。
浅井善勝さん、坊守さん本当にありがとうございました。

                                真宗ネットワーク50

≪写真はクリックすると大きくなります》





 
 DSCN7556.jpg  SCN7434.jpg
 滋賀県栗東市上砥山 勝専寺。京都女子大学 宗教教育部
前顧問の芝原玄記先生のお寺で、8月11日(月)に勝専寺サマース
クール2014が行われました。毎週行われている日曜学校の子ども
たちを中心に、夏の青空が広がる勝専寺に多くの子どもたちが集まっ
てくれました。

SCN7607.jpg SCN7449.jpg
SCN7444.jpg SCN7467.jpg
SCN7476.jpg SCN7491.jpg
 勝専寺サマースクールには、夏の京女宗育部の研修合宿と巡回班
の初披露を兼ねて、15名の京女宗育部員が参加してくれました。
 芝原玄記先生の挨拶とお話のあと、15名の京女宗育部員が子ども
ちの前に整列すると、壮観な雰囲気が本堂に漂い、子どもたちも楽
い1日の期待に胸をふくらませました。

SCN7505.jpg  SCN7538.jpg
SCN7548.jpg SCN7591.jpg
SCN7613.jpg SCN7618.jpg
 午前中は15人もの部員がいるので、ゲームの玉手箱のように、
次々に指導者が変わりゲームが展開されました。ゲームが展開され
るごとに、子どもたちの明るい歓声が本堂に響き渡ります。
 
 とにかく人数がいるので、ゲームやその日の気分によってゲームに
入れない子も、空いている部員がすぐにサポート、子どもたちの気分
を和ましてくれます。15人の宗育部員のあたたかい連携が、子ども
たちとの楽しい時間となって進んでいきました。子どもたちを見つめ、
子どもたちを見守り、子どもたちから学んでいくという宗育部の伝統
は、まだまだ、しっかりと生きているような気がしました。

 お昼は保護者やスタッフの方々がつくってくれたカレーでした。
みんな笑顔の中で「おいしい、おいしい」と食べていました。

SCN7627.jpg SCN7631.jpg
SCN7639.jpg SCN7644.jpg
SCN7669.jpg SCN7673.jpg
SCN7737.jpg SCN7766.jpg
SCN7777.jpg SCN7814.jpg
 午後からは長崎巡回班の4名を中心に、ゲーム、人形劇、紙芝居
などが展開されました。長崎巡回班にとって合宿の成果を、子どもた
ちの前で実演するのはじめてとなります。緊張の中、長崎巡回班は
合宿の疲れも見せず、元気にゲーム、人形劇、紙芝居を披露してく
れました。

 私たちの時代も巡回は確固たる部員となる登竜門でした。巡回に
出ではじめて本物の部員として認められるような伝統がありました。
巡回班を見ていると、その伝統が未だに残っていて、その伝統が
垣間見れたような気がしました。巡回は大変だけど続けてほしいと
思いました。

DSCN7687.jpg DSCN7704.jpg
SCN7717.jpg DSCN7703.jpg
SCN7784.jpg SCN7812.jpg
 休憩時間には保護者、スタッフの方々が用意してくれたスイカが
ふるまわれました。夏の勝専寺の境内にスイカと元気な子どもたち
の笑顔が広がります。子どもたちにとって勝専寺サマースクール
2014は、楽しい夏の思い出となりました。京女の宗育部員、巡回班、
顧問の阿部純宏先生、前顧問の芝原玄記先生も、やさしい笑顔で
子どもたちを見送りました。

                             真宗ネットワーク50
≪写真はクリックすると大きくなります》