2014年2月アーカイブ

 昨年古い家の2階を掃除していたら、宗育部時代に制作した影絵劇
「ビルマの竪琴」の資料がいろいろ出てきました。懐かしくもあり、良く
こんなことができたなあという思いもあり、当時のことが走馬灯のよう
頭を駆け巡ました。その資料をぜひご紹介したくご報告いたします。

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 公演した日時は昭和49年(1974年)11月4日2時から、公演ホール
は四条烏丸の南西2軒目の京都産業会館、8階シルクホール、客席が
750名位ありほぼ満席になりました。シルクホールは今でも京都産業
会館にあります。
 なぜ、学生がホール公演をしたかと思いだすと、これまでの影絵劇研
究会伝統や影絵劇の良さを一般の方たちにも見ていただきたかったと
いうのがその理由です。

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  当時のパンフレットです。影絵劇研究会の部員は27名、ハープ
演奏や龍谷大学・京都女子大学の合唱団にも協力をいただいてい
ます。OBの皆様には資金面で多く援助いただきました。
  とにかく27名というのはすごい数でした。演出指導で「出てこい」
と言って25名が舞台の前に並んだ時、内心こっちがひびってしまう
ほどでした。

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 脚本は全31ページ、手分けして切ったガリ版刷りのわら半紙に、い
いろな人の筆跡が並んでいました。イギリス兵は英語のセリフもあり、
んな良くこれだけおぼえたなあというのが実感でした。

 舞台設計図.JPG 照明計画.JPG
 当時の舞台の設計図です。この設計図ではスクリーンが横6m、
高さ2.3mになっていますが、最終的には横7m、高さ2.3mに
しました。とにかくシルクホールの1番後列から見えるのが課題
でした。
 照明は1キロワットが2台、500ワットが2台使用しています。
500ワットの2台は光源が移動できるようになっています。

EPSON029.JPG 当時のチケットです。

1幕1景              タイトル
第1幕第1景.jpg タイトル.jpg
1幕2景1場            1幕2景2場
第1幕第2景1場.jpg 第1幕第2景2場.jpg
1幕3景1場            1幕3景2場
第1幕第3景1場.jpg 第1幕第3景2場.jpg
1幕4景              1幕5景
第1幕第4景.jpg 第1幕5景2場.jpg
1幕6景              1幕6景ラストシーン
第1幕第6景1場.jpg 第1幕第6景ラストシーン.jpg
 物語は横須賀にビルマ戦線から兵隊さんが復員してくるシーンから
始まります。みんな元気なく復員して来る兵隊さんの中に、元気に歌を
歌いながら復員してくる隊がありました。タイトル、1幕2景からはその隊
の物語がはじまります。その水島の隊は合唱が好きで、どんな時も合唱
を励みに助け合ってきました。その水島が奏でる竪琴はいつもみんなを
支えました。
 ある日、敵のイギリス兵から3日前に戦争が終わったことを告げられ
ます。その時、イギリス兵と心をかよわせたのがイギリスで生まれた
はにゅうの宿の歌でした。そのイギリス兵から、まだ戦争が終わった
ことを信じない日本の隊があるので説得してくれと頼まれます。水島が
説得にいきますが、その隊は信じず水島は戦火に巻き込まれます。

                 休憩

2幕1景              2幕2景
2幕1景.jpg 2幕2景.jpg
2幕3景              2幕4景
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2幕5景              2幕6景1場
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2幕6景2場           2幕6景3場
2幕6景2場.jpg 2幕6景3場.jpg
2幕6景ラストシーン
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 そして、水島の隊は捕虜収容所で暮らすことになります。しかし、いく
ら待っても水島は帰ってきません。ある日、その隊が外の作業の帰りに
水島に似たビルマ僧を見つけます。水島かー。いや違う。葛藤の日々の
で隊員が物売りのばあさんからインコを手に入れます。隊員はそのイ
ンコに「おーい、水島、いっしょに日本に帰ろう」と教え、ビルマ僧に渡
します。ビルマ僧の竪琴と隊員たちのはにゅうの宿の歌が美しくビルマ
の空に広かります。

 ビルマ僧が水島と分かり日本に一緒に帰ろうと説得しますが、水島は
隊長に手紙を渡し去ります。船の中で「私はこのままでは帰れない、ビ
マ残り、仲間の遺体を埋葬して生きます」の手紙にみんな涙する。
 ラストシーンは美しいはにゅうの宿の合唱の中で、船が日本に向かい
ます。

 練習には6か月位ついやしたと思います。汗、熱気、やりたいという
思い、そして、抒情あふれる影絵劇研究会のにおいは今でも忘れる
ことができません。今、考えてもよくやれたなあと思いますが、結局
27名の仲間に支えられたのだと思います。本当に有難うございました
につきる作品でした。

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                       真宗ネットワーク50 太田利秀

   もうすぐ春を迎えようとしています。皆様にはご清栄のことと
お喜び申し上げます。
申込ご案内.JPG

 今年の1月末に宗教教育部の昭和45年入学から昭和57年
までの入学の方々を対称に、290枚の真宗ネットワーク50の
案内はがきを出させていただきました。
 数名の方々からお申し込みをいただいたのですが、まだまだ
数少ないのが現状です。3月には冊子・通信3号をださせてい
ただきます。それにはできるだけ多くの会員様のお名前を載せ
たいので早いめのお申し込みをお願いいたします。

 なお、3月同封のDVD通信は「浄満寺の報恩講」です。浄満
寺の住職さんにご配慮いただいて、ご法話の鈴木善隆 師に
会員さまのみならと許可をいただきました。鈴木善隆 師のご
法話が収録されている貴重なDVDです。楽しみにしていただけ
たらと思っています。
                 真宗ネットワーク50 太田利秀