2013年10月アーカイブ

 現在の龍谷大学・京都女子大学 宗教教育部の幹事さんを紹介します。

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            龍谷大学文学部真宗学科 3回生
             木村淳信さん
           教法寺日曜学校 人形劇研究会所属

 木村淳信さんは広島県呉市の出身、祖父 善法さん、父 善友さんと
3代に渡り宗教教育部です。親子2代に渡り宗教教育部ですというのは
よく聞くのですが、さすがに3代に渡りという話は私も初めてでした。
父の善友さんは、真宗ネットワーク50の会員では、昭和51年入学の
市野不盡さん、竹林和貴さんと同期にあたります。

 「祖父も父も宗育部なので、私も当然のように大学に入る前から
  宗育部と決めていました。」
と堂々と語ってくれました。宗育部に入って良かったことはと尋ねると
 「子どもたちから学ぶことが本当に多いことです。子どもたちに接して
  いると、楽しいし、発見ばかりです。」
幹事になられて難しいことは、
 「まあ、多少の派閥だとかは、どうしてもありますが、でも、みんな良く
  協力してくれるので、本当に楽しくやっています。」
悩みは、
 「やっぱり、宗教への関心、仏さまのみ教えへの関心が時代的に
  薄れて行くことを感じてしまうことです。それは宗育で日曜学校を
  しているときも感じるし、広島の自坊でも感じます。これから勉強し
  て宗教への関心、仏様のみ教えが深まっていくように努力して
  いきたいと思います。」

 木村淳信さんと話していると宗育部に入って良かったという実感が
ヒシヒシと伝わります。少子化という時代の中で、宗育部の歴史を
大切に守り、さらに、伝えてくれていると感じました。

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    京都女子大学 発達教育学部 教育学科 教育学専攻
                中村美砂子さん
          西院土曜校 レクレーション研究会所属

 中村美砂子さんは兵庫県三田市の出身、小学校時代が本当に楽しく、
現在、小学の先生を目指されています。お母さんも京都の大学を出た
ので、京都をすすめられ、京都女子大学に入学されました。
 宗育部に入った動機はと尋ねると、
 「やっぱり、大学時代から子どもたちと接することができるということ
  です。教育実習に行ってほかの方と比べられて、子どもたちに良く
  慣れていますねと褒められて、ヨッシャーと小さく拳をにぎました。」
と笑顔で語ってくれました。
大学や、宗育部でお勤めをしたり、合掌をすることに違和感は、
 「初めは寮だったのですぐに慣れました。まだ、勉強中ですが、阿弥
  陀様のみ教えは大切なことだと感じています。巡回で大分に行った
  ときは京都女子大学を代表して、阿弥陀様のみ教えを伝えなければ
  という責任感を感じました。」
幹事になって実行していることは、
 「できるだけ先輩や後輩に声をかけるようにしています。特に後輩が
  休むと、どうしたのと声をかけます。できるだけ、話しやすい幹事を
  心けています。」
と素早く、ハキハキと応えていただきました。

 宗育部も全員がスマホや携帯電話を持っていて、連絡も便利になり
した。お二人の幹事さんと話していて、もっと宗育部は変貌を遂げて
いると思っていたのですが、求めていたところは同じだと確信しました。
「私は宗育部に入って人生が変わりました」というと、「私たちもそうで
す」とはっきりと返ってきました。これから、現役の日曜学校、研究会も
紹介したいと思います。
 本当に木村さん、中村さんありがとうございました。
 

宗教教育部のBOXを紹介します

 龍谷大学を卒業して40年ぶりに宗教教育部のBOXを訪ねました。
BOXはもちろん、龍谷大学、京都女子大学の変貌ぶりに本当に
驚きました。
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 龍谷大学の宗教教育部のBOXは、深草学舎の正門から道路を渡り
少し南に行った紫朋館の2階にありました。クラブBOXが連なる廊下を
歩いていると、大きな宗教教育部の立て看板が迎えてくれました。中は
12畳ほどのワンフロアーで、どこから持ってきたのかわからないような
ソファーが中央の大半を締めていました。整理のつかないような棚や
ロッカー、そして、雑然としたまわりの風景に、学生時代を思い出し、懐か
しいBOXらしさを感じました。
 現在、研究会は人形劇研究会、影絵劇研究会、童話研究会、レクレー
ション研究会の4つがあり、研究会活動はBOXではなく、それぞれにあっ
た部屋を借りるそうです。

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 京都女子大学の宗教教育部のBOXは、馬町のK校舎と呼ばれる建物
中の4階にありました。K校舎は40年前の宗教教育部のBOXがあった
同じ場所に建っていました。もつろん当時は木造です。
 BOXの中は10畳ほどで細長く、ものが置けるスペースには隙間を探
すのが大変なほど、もので溢れていました。書類、包み紙、絵筆、小道具、
お仏壇などなど、溢れるものからは宗育時代に引き戻されるような楽しい
匂いが漂っていました。

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 BOXの前の廊下では、人形劇の発表を前にした部員の人たちが練習を
していました。明るい元気なセリフが廊下に響きます。宗教教育部が発足
してすでに70年以上の歳月が過ぎようとしています。そして、今もその
歴史は脈々と受け継がれています。BOXを訪ねてみてその歴史の大切
さと、未来への希望を感じました。



 


 真宗ネットワーク50を設立して、本当に多くの方々とご縁が広がり深ま
りました。昭和48年入学 西田昌子さんの紙芝居を、昭和47年入学 
轡田淑子さんが清水寺まで見に来られた風景を写真に撮ったときは、
本当にご縁というのは広がり深まるものだと感激し、その不思議さに驚き
ました。
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 西田昌子さんと轡田淑子さんの出遭いは、娘さんの入院療養のお手伝
いのため、9月の終わりから京都に滞在していた轡田淑子さんを、友人の
山森佳子さんと西田昌子さんが病院に訪ねたのがきっかけでした。
 そして、西田昌子さんが「2のつく日、2日、12日、22日と23日に午前
10時位ら14時位まで清水寺で紙芝居をしているのですよ」と言うと、
轡田淑子さんが「わあ~。ぜひ見たい」ということになり、10月12日の
清水寺のお二人の写真が実現しました。
 西田昌子さんは京女で、轡田淑子さんは龍大、お互い1年離れているの
で学生時代はあまり交流はなく、本当に さらに ご縁をという出遭いでし
た。轡田淑子さんは、西田昌子さんの紙芝居を見て「西田さん、紙芝居う
いですね。それに前向き、私も本当に元気をもらいました。」と感激され
いました。

 それから轡田淑子さんは真宗ネットワーク50の事務所に、私が彫った
十一面観音を見に来てくれました。私が「あまり見られると恥ずかしいの
ですが」と言うと、轡田淑子さんは「いや~、そんなことないです。良く
彫りましたね。もっと、自慢してください」と励まされました。
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 轡田淑子さんとは、学生時代からよくよく存じ上げてはいたのですが、
じっくりとお話ししたことはなく、今回はじめて北海道の地域性、日曜学校
のこと、法座の様子、ご門徒の活動、自坊の問題などなど、いろいろな話
をじっくり伺うことができました。
 話の後半に「お寺ばなれが進む中、私たち坊守もお寺でじっとしていて
はだめだと思います。社会や時代の流れに積極的に関わり、いろいろな
ところに出かけて行って勉強し、そして、より良いお念仏の伝え方を学ば
なければいけないと思います。」と言われた言葉が印象的でした。
本当に有難うございました。
 10月10日 広島県山県郡北広島町壬生 教得寺 昭和48年入学 
大佛尚道さんのお寺で、第13回お月見コンサートを拝見しました。
今年は昨年のアルゼンチンタンゴの演奏会とは、ガラッと変わり講談
師 日向ひまわりさんの独演会となりました。
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 お月見コンサートに寄せていただいたのは、今年で2回目なのです
がいろいろ感心させられるところが多く、今年は感心ごとを整理しな
ら報告したいと思います。

 感心ごと・その1 【スタッフ】
   お月見コンサートは毎年、お月見の会というスタッフが運営し、そ
  の中に、大佛尚道さんも参加してお寺という場所を提供しているの
  で、若いスタッフが多く本当に活気があります。さらに、舞台美術、
  照明、音響、映像収録などの専門的なスタッフがいるので、より良
  い環境で、見せる、聞かせる、楽しませるという配慮ができている
  ことに、昨年と同様感心しました。
   出演者の日向ひわまりさんも、リハーサルでは照明はこれで良い
  か、音はこれで良いかと、本当に細部まで気を配っていただいてと
  スタッフに感激していました。
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 感心ごと・その2 【お参りがある】
   お月見コンサートは必ずコンサートの前に大佛尚道さん導師でお
  参りがあります。今年も160名前後の観客があったのですが、内
  陣が開扉されるとみなさん当たり前のように内陣に向かれます。
  ご門徒じゃない方も、1年に1回お寺に来られる方も多くおられると
  思います。コンサートで集う方々が一同に合掌される姿に感心しま
  した。
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 感心ごと・その3 【続くということ】
   お月見コンサートのように、13回も続けて開催するということは
  大変なことだと思います。でも、これだけ定着していればこそ、お
  参りもできるし、プログラムへの信頼、さらには、スタッフと観客の
  ふれあいも深まり育っていくのだと思います。
   会が終わり、帰り際に60代の女性が「楽しかったわ、来年も
  また、ええの探して来てや。」とスタッフに声をかけられていました。
  今回は講談という比較的聞き慣れないと楽しめない題材でしたが、
  皆さんすぐになじまれ楽しまれたのは、続けているという財産があ
  ればこそだと思います。
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 13回お月見コンサートは昨年のアルゼンチンタンゴの演奏に続き、
楽しいコンサートでした。日向ひまわりさん有難うございました。スタッ
フの皆さんお疲れ様でした。おかげさまで心に残る秋の夜が過ごせ
ました。今年は開演ぎりぎりに会場入りしたため、スタッフの写真があ
まり撮れませんでした。すみません。第14回を楽しみにしています。
本当に有難うございました。
  
 福山市は日本有数のバラの産地だけあって、ザワザワ感のない
比較的のんびりとした市でした。徳川幕府時代、西国鎮護の拠点として、
譜代大名の水野勝成が備後10万石の領主として築いた福山城から
は、広がる福山市が見渡せます。
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 その福山の中心地から北西に40分ほど車で走ると、福山市新町
金丸が山裾から広がっていました。
 昭和48年入学 武田哲成さんの光秀寺はその山裾の上の方に
たたずんでいました。
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 昔は隣町の府中の家具づくりとともに、備後かすりづくりで栄えてい
したが、今はジーンズの生地づくりに変わってきたとの話でした。
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 光秀寺に着くと背の高い美人の娘さんが玄関に迎えてくれて、哲成
さんが「遠いところを・・・」と言ってにこやかに現れました。遅れて坊守
さんが笑顔で出迎えてくれました。
 武田哲成さんは6月の真宗ネットワーク50大会に闘病中にもかかわ
らず2部の新都ホテルの親睦会に坊守さんと参加して下さいました。
そのお礼とお見舞いも兼ねてという私の意図だったのですが、6月より
顔色も良く、体重も少し増えた様子で安心しました。
 武田ご夫妻は、どちらかが一人になると、
坊守さんは「主人はご門徒に評判がいいんですよ。いい住職が来てく
        れてと皆さんおっしゃってくれます。」
住職さんは「うちの坊守は良くやってくれて、私が病気になってもご門
        徒のお参りから、法座まで良くやってくれます。」
と、お互い感謝の言葉が飛び交います。その言葉を聞いてご夫妻が力
合わせてお念仏を広げて来られたのだと実感しました。
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 迎えてくれる松の木の参道、後ろの景観を配慮したという三角に広
がる本堂の屋根、穏やかな笑顔で集えるような会館、歴史を感じさせ
る鐘楼、光秀寺は境内を歩いているだけで、本堂に座っているだけで、
穏やかな心が甦るような風情と趣のあるお寺でした。
 帰り際に坊守さんが「うちは何も自慢するものがないのですが、
30年以上続いている仏教婦人会だけは、自慢なんです。」と
言われたにこやかな笑顔が印象的でした。武田ご夫妻、ありがとうご
さいました。

真宗高田派本山で法話発表会

 9月10日 真宗高田派本山 專修寺で第21回法話発表会が
開催されました。
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 滋賀県の栗太組仏教壮年会の研修ツアーで真宗高田派本山
を参拝することになり、9月4日に三重県津市の真宗高田派本山 
專修寺に下見に行きました。その時に9月10日に法話発表会が
あることを知り、再び專修寺を訪れました。
 法話発表会は高田本山宗務院2階第1会議室で行われました。
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 法話発表会は僧侶としてこれから法話を話さなければならない
方たちが、学びの場として設けられている会でした。時間は一人
15分、午前中6名、午後3名、9名の方が法話を発表されました。
 皆さんそれぞれに緊張されていて、新人らしく話し方、話題に
新鮮さを感じました。

 これは私の誇りだと思っているのですが、私ほどご法話を聞く
機会に恵まれている人はいないのではないかと、それほど
多くのご法話をご聴聞しました。その中で気になるのですが
ご法話の例話で「テレビで見たのですが」「友人に聞いた話
ですが」「知り合いのおばあさんの話ですが」とか、話し手の
実感のない話題が多く聞かれます。ご法話は出来るだけ
自分が実感できる話題を掘り下げて展開してこそ、説得力が
生まれると思います。